石油や天然ガスを探す(専門的には探鉱といいます)上で、地下の状況や過去の事象を推定することを欠かすことはできません。
石油・天然ガスは、別名「化石燃料」と呼ばれているように過去の微生物や植物の遺骸から生成したと考えられています。そして、全世界で産出している石油の50%以上は、中生代と呼ばれる約2億年前から6千5百万年前の時代の地層からのものであると言われています。
このように、石油を探鉱する際には、過去に起きた出来事を推定することが必要となります。 では、どのように過去の微生物や植物の遺骸が、石油となっり油田として集積したのでしょうか?
どこに石油の井戸を掘るのでしょうか?
そして、当社の技術がどのように石油・天然ガスの探鉱に係わっているのでしょうか?
地下を探る!
ほとんどの石油・天然ガスは、井戸を掘ることによって採掘されています。しかしながら、地下の状況が全く判らないままに、無闇に井戸を掘っても莫大なお金が掛かるだけで、効率的に石油を発見する事は出来ません。
このため、「どこに大量の石油が存在するのか?」という問題は、石油探鉱に携わる者にとって大きな関心事の一つです。かつて、地下の状況を知るためには、主として地表部のデータから類推することが行われてきました。しかし、反射法地震探査という方法によって、より直接的に地下構造の情報を得ることが可能となりました。
現在、反射法地震探査は、地下構造調査の主流となっていますが、経済的条件や自然条件のために実施が困難な場合もあります。
広い地域を効率よく調査する方法として、重力探査や空中磁気探査があります。また、反射法地震探査が出現した後、むしろ地表地質の情報の重要性は高くなりました。近年の技術の進歩により、人工衛星などからの各種の画像を解析するリモートセンシングによって得られる地表地質の情報は質量ともに飛躍的に向上しました。
|