通常データ処理は、反射法地震探査で取得した磁気データを地震断面図に仕上げます。
地震探査データ処理結果
簡単に反射法地震探査を流れ図で示します。
この流れ図の中のデータ処理は、次に示すデータ処理フローという作業工程で管理されます。
現場で取得されたデータが少しずつ解析されていきます。
初めに初動解析が行われます。
現場作業で震源が振動を起こし、地面に振動波が伝わります。その波を受振器で捉えられます。
初めに受振器が揺れ始めた時間が重要になってきます。
それを解析したのが次の図です。
この他にも処理の最初の段階で行われるのが、標高や地表近くに覆われている地層の補正です。
当社では、iRASと呼ばれるソフトでこれらの補正を行っています。
処理がある程度進み、地下の各層の速度構造が推定できると地震断面図は、より正確さを増してきます。
その為に、地震探査の処理において最も重要なものは、速度解析と呼ばれる段階です。
その処理は、iVASというソフトを利用して行っています。
下の図のように画面を見ながら最適な速度を決定し、反射断面図に仕上げていきます。
この解析が多ければ多いほど、より正確な断面図の作成に繋がります。 (但し、処理時間を多く必要とします。)
処理の終盤では、数十から数百のトレースを1本のトレースにまとめるスタックという足し合わせの手法が取られます。 また、この段階に至るまでには、様々な処理技術が使われ、断面図を見やすく、より正確なものへと仕上げていきます。 下図は、より実際の地下構造を表すためのマイグレーションという手法を使ったデータとそうでないものの対比です。
以上のようなデータ処理を行うことにより、最終的な地震断面図が仕上がります。
また、最近の海上処理では、現場海上船内において簡易的な処理が行われ、データ処理センターでは、高精度な地震探査データ(再)処理が行われるケースも多くなってきています。
|