ほとんどの石油・天然ガスは、井戸を掘ることによって採掘されています。しかしながら、地下の状況が全く判らないまま、むやみに井戸を掘っても莫大なお金がかかるだけで、効率的に石油を発見する事はできません。
したがって、「どこに大量の石油が存在するのか?」という問題は、石油探鉱に携わる者にとって大きな関心事の一つです。石油・天然ガスは背斜や断層トラップなどの上に閉じられた地質構造の、多孔質の貯留岩の中に濃集して油・ガス田となります。したがって、地下の構造を調査して石油・天然ガスが濃集している可能性が高い地質構造をさがします。
かつて、地下の状況を知るためには、主に地表のデータから類推することが行われてきました。しかし、反射法地震探査という方法によって、より直接的に地下構造の情報を得ることが可能となりました。現在、反射法地震探査は、地下構造調査の主流となっています。
広い地域を効率よく調査する方法として、重力探査や空中磁気探査があります。また、反射法地震探査が普及した後、むしろ地表の地質情報の重要性も高くなりました。近年の技術の進歩により、人工衛星などからの各種の画像を解析するリモートセンシングによって得られる地表地質の情報は質量ともに飛躍的に向上しました。
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